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January 30, 2018

いま各地で、ハッカソン(hackathon)やアイデアソン(Ideathon)が開催されています。

自らの組織に閉じこもることなく、様々な分野の人々が集まって、グループなどでディスカッションを通じて、新たな解決策やアイデアを創出することの可能性が多くの人々に体験を通じて理解されはじめている、といってもよいでしょう。

拙著でも、「多様さこそが力」であることを強調させていただきました。

人には所属する集団・組織の思考方法が知らず知らずのうちに染みついていきます。それだけに同じ企業、同じ部門、同じ職域に所属するメンバーだけで発想・思考している限...

January 28, 2018

拙著では、イノベーションとは、「何らかの新たな取り組み・率先(initiative)により、 何らかの豊益潤福を創造・増進し、 現状を刷新するような社会的変革を生みだすこと」と定義しました。

言い替えれば、どのような革新的技術を用いても、社会変革という結果を伴わなければ、イノベーションとはいえない、ということを述べさせていただきました。というのは、過去、革新的な技術を開発しながら、結果として社会的変革に結びつかなかった事例は多々あるからです。

一方、用いられている技術は、先端というよりも在来技術でありながら、社会的変革を起こした例は多々...

March 19, 2017

日本の工場を見学させていただくと、工場のラインにいる人は限られていて、ロボットの投入で、極限までにその生産性が高められていくことを感じます。

しかし、工場の管理事務所に戻ってくると、沢山人がいて、生産現場とオフィスの光景の差異に驚いてしまいます。

爪に火をともすように生産現場の無理無駄を省いていっても、工場の間接部門の生産性が上がらない限り、付加価値生産性が上がっていきません。

日本生産性本部が発表している2016年の労働生産性の国際比較では、生産現場でロボットが活躍する国とは思えない現状を示しています。「2015年の日本の労働生産性は、...

July 30, 2016

GDP(国民総生産)の成長には、いろいろな要因が関与します。

ただ、過去20年、GDPが停滞している国は日本だけであるという事実は、

この国のイノベーションが構造的に停滞していることを示唆していると考えざるを得ません。

このことが拙著を上梓する動機となりました。

最近の経済関係のニュースを見ると、金融・財政政策だけで経済成長を図ろうとすることには無理があると思わざるを得ません。

焦らず、じっくりと、この国の構造を、イノベーションが持続的におきていく構造に変えていかねばなりません。

そのこと以外に「真の成長戦略」はもたらしえないはずです。

July 18, 2016

現代イノベーションが、ある知識の創造を発射台にすて生起することはいうまでもありません。それだけに、知識をいかにマネジメントをするかは、現代のイノベーションの成否を決定づけるといっても過言ではありません。

 拙著の主題の一つは、「知を如何に流通させ、結合させ、融合させていくのか?」という点にありました。現代のイノベーションは、様々な組織・人のもつ情報・知識が紡ぎあわされていく集積的なプロセスをとります。拙著では、その集積的なプロセスを、図に示すように、価値創成網から、知識をはじめとする様々な価値創成源が誘引されていくプロセスとして描きま...

July 17, 2016

7月17日に開催された「インテル® エネルギー × IoT フォーラム」で拝聴したことをもとに、GE社のIndustrial Internet (of Things) の話を続けます。

日本でのIndustrial Internet の紹介記事を拝読すると、大きな誤解が生じるのではないか心配することがあります。それは、Big Data を集め有能なData Scientist に委ねさえすれば、IoTによる革新的な便益を生み出すことができる、という誤解です。それでは、日本の生産現場や生産施設の現場で、運用の妙を職人芸的に蓄積してきた組...

July 14, 2016

7月17日に開催された「インテル® エネルギー × IoT フォーラム」で、GE社が提供しているPredixに関するご講演を拝聴しました。

(図面出典:https://www.predix.io/)

周知のようにGE社は、組み込みソフトをもった機械・人工物が繋がりあっていくIndustrial Internetを提唱し強力に展開しています。それは、Industrial Internet of Things, すなわち産業に使われるモノのインターネットといった方が分かりやすいかもしれません。

Predixは、Industrial Inter...

July 3, 2016

良書に出会いました。

ミュンヘン工科大学Thomas Bock教授, Thomas Linner博士が著した

Robot-Oriented Design - Design and Management Tools for the Deployment of Automation and Robotics in Constructionです。ケンブリッジ大学出版会が建設ロボットについて出す全5巻のなかの1冊です。Bock教授らの体系的で緻密な取り組みと記述に接することで、建設ロボットがSF小説のなかの存在ではなく、現在と近未来を拓く技術で...

June 20, 2016

拙著では、第8章で「使用価値に視座をおいたイノベーション」を皮切りに、第11章、第12章でIoT(Internet of Things)について言及しました。

いま、IoTは大流行語になっていますが、どちらかといえばICT界からの期待で盛り上がっているようです。しかし、Things(モノ)界の方からの情報発信はこれからということになります。

しかし、いままで縁ががなかったThings(モノ)同士がICTで繋がれ、その複数の人工物の連係体としての「ひとまとまりの使用価値」が問われるようになることは、既存の産業や企業の境界を変えてしまうよう...

June 18, 2016

拙著では第11章で、日本のイノベーション活動低迷の原因として、「論点4 :人工物概念の創造活動の低調さ」を指摘しました。

しかし、その担い手となる人材も徐々にではありますが育ち、活躍を始めているようです。

日経新聞記事:起業新世代 世界に挑む(1)トヨタがほれた男

http://www.nikkei.com/paper/article/?ng=DGKKASGH26H1U_W6A520C1EA1000

頼もしい限りです。

こうした人材が、これからもどんどん出てくることを切に祈ります。

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February 28, 2018

January 30, 2018

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