
多様さこそ力
いま各地で、ハッカソン(hackathon)やアイデアソン(Ideathon)が開催されています。 自らの組織に閉じこもることなく、様々な分野の人々が集まって、グループなどでディスカッションを通じて、新たな解決策やアイデアを創出することの可能性が多くの人々に体験を通じて理解...

働き過ぎ防止のためには付加価値生産性向上が不可欠
日本の工場を見学させていただくと、工場のラインにいる人は限られていて、ロボットの投入で、極限までにその生産性が高められていくことを感じます。 しかし、工場の管理事務所に戻ってくると、沢山人がいて、生産現場とオフィスの光景の差異に驚いてしまいます。...

知識のマネジメントとイノベーション
現代イノベーションが、ある知識の創造を発射台にすて生起することはいうまでもありません。それだけに、知識をいかにマネジメントをするかは、現代のイノベーションの成否を決定づけるといっても過言ではありません。 拙著の主題の一つは、「知を如何に流通させ、結合させ、融合させていくのか...

知識継承とイノベーション-建設ロボットの事例から
良書に出会いました。 ミュンヘン工科大学Thomas Bock教授, Thomas Linner博士が著した Robot-Oriented Design - Design and Management Tools for the Deployment of...
連係した複数の人工物の使用価値
拙著では、第8章で「使用価値に視座をおいたイノベーション」を皮切りに、第11章、第12章でIoT(Internet of Things)について言及しました。 いま、IoTは大流行語になっていますが、どちらかといえばICT界からの期待で盛り上がっているようです。しかし、Th...

リベラル・アーツとイノベーション:東工大立志プロジェクト
拙著第12章では、「いつでも、どこでも、だれもが」イノベーションにかかわる時代では、 ー やりながら、対話しながら学べる ー 着想が技術の持つ社会的意義やその洗剤可能性を想像し理解できる ー 異分野関係者と協働するための組織構成力がある...