©  by Tomonari Yashiro, The author of Innovation Management : Strategic Thinking for Process and Team Orchestration

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February 28, 2018

筆者が参画する東京デザインラボでは、環境省からの委託を受け、2030年くらいを目途に、住宅建築分野でどのようなIoT関連の未来技術を開拓すれば、地球温暖化ガスの削減に貢献できるのかを検討してきました。

今般、その成果のコンセプトモデルをまとめたビデオをYoutubeにアップしました。

題して、BIoT - Associated Nature (よりそう自然)。

BIoTは、Bio IoTを短縮した造語です。この卓抜たる発想をした人は、私たちのパートナーであるRCAからやってきた、Jonathan Rankinさんです。彼は、1989 年に...

January 30, 2018

いま各地で、ハッカソン(hackathon)やアイデアソン(Ideathon)が開催されています。

自らの組織に閉じこもることなく、様々な分野の人々が集まって、グループなどでディスカッションを通じて、新たな解決策やアイデアを創出することの可能性が多くの人々に体験を通じて理解されはじめている、といってもよいでしょう。

拙著でも、「多様さこそが力」であることを強調させていただきました。

人には所属する集団・組織の思考方法が知らず知らずのうちに染みついていきます。それだけに同じ企業、同じ部門、同じ職域に所属するメンバーだけで発想・思考している限...

January 29, 2018

筆者は近年、共同研究契約を結ぶ交渉に直接、間接の関わることが多くあります。そこで、常に議論の対象になるのが知財の取扱いです。双方の主張には、相応の合理性があり、それだけに折り合いをつけるのに交渉によるすりあわせが必要になります。

問題はその交渉のスピードです。最近、企業や大学の知財管理部門が、契約条文上の精緻さを追究し、ふと気づくと、蓋然性の低い事象の取扱いにかかわる交渉に多大な時間を費やしているというケースに遭遇します。研究開発の担当者としては、「いいかげんにしてくれ、これでは、機会を失ってしまうのではないか」というじりじりとした思...

January 28, 2018

拙著では、イノベーションとは、「何らかの新たな取り組み・率先(initiative)により、 何らかの豊益潤福を創造・増進し、 現状を刷新するような社会的変革を生みだすこと」と定義しました。

言い替えれば、どのような革新的技術を用いても、社会変革という結果を伴わなければ、イノベーションとはいえない、ということを述べさせていただきました。というのは、過去、革新的な技術を開発しながら、結果として社会的変革に結びつかなかった事例は多々あるからです。

一方、用いられている技術は、先端というよりも在来技術でありながら、社会的変革を起こした例は多々...