トレーサビリティから始めるイノベーション
昨日7月30日は土用の丑の日でした。どうかなとは思いながら、たまたま買ったスーパーマーケットの鰻。よく見ると、ラベルにトレーサビリティ情報の案内が記されていました。そこで、アクセスしてみると次のような情報が現れました。

鰻についてはとかく言われていますので、大事な情報だと思います。
これで、たれや調理法が改善されれば、トレーサビリティ情報の公開と相まって、将来ブランド化していくことも可能でありましょう。
拙著では木材のトレーサビリティの事例を取り上げました。
単なる品質保証の証左だけだと、トレーサビリティ・システムの構築・導入に用いる費用を勘案すると事業者側には面白みが少ないかもしれません。しかし、品質管理、在庫管理、動産担保金融とも結びつけていくと、豊益潤福は拡大し、イノベーションに飛躍していく可能性は高まります。
鰻の世界で、トレーサビリティを足がかりに、どんなイノベーションがおきていくのか楽しみに見守りたいと思います。