GDPとイノベーション
GDP(国民総生産)の成長には、いろいろな要因が関与します。
ただ、過去20年、GDPが停滞している国は日本だけであるという事実は、
この国のイノベーションが構造的に停滞していることを示唆していると考えざるを得ません。

このことが拙著を上梓する動機となりました。
最近の経済関係のニュースを見ると、金融・財政政策だけで経済成長を図ろうとすることには無理があると思わざるを得ません。
焦らず、じっくりと、この国の構造を、イノベーションが持続的におきていく構造に変えていかねばなりません。
そのこと以外に「真の成長戦略」はもたらしえないはずです。