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建設キャリアアップシステムー「共感の拡がり」と社会的イノベーション

June 17, 2016

拙著では、第九章で「社会的イノベーション」を取り上げています。そのなかで、筆者自身が挑戦した社会的イノベーションの事例として「建設技能技術者向け就労管理システムの構築」の取り組みを紹介しています。実は、初稿では、「イノベーションが目論見通り進んでいない、何故なのだろう?」というトーンで書かれていましたが、最終校正の段階で進展を見せ始め、訂正加筆しました。

その原動力は、「共感の拡がり」です。

そのことがうかがえる業界紙記事を見付けました。

 

建設キャリアアップ・官民連携のシステム開発/客観評価で技能者の処遇改善(2016年6月9日付け日刊建設工業新聞)

https://www.decn.co.jp/?p=69775

 

「共感の拡がり」と関係のあると思われる記事の箇所を抜き書きします。

 

 
「建設キャリアアップシステム開発準備室」は、東京・虎ノ門にある建設業振興基金の事務所の一角に設けられている。(中略)
 チームに参加する後町建設工業の後町宏幸社長(日本型枠工業協会)は、週2回の準備室通いを続ける。所属する団体やゼネコンの協力会の中心メンバーでもあり、社業も忙しいが、「就労履歴を蓄積し、能力を客観的に評価するシステムは、技能者の処遇改善につなげるためにも絶対に必要」との信念から、専門工事業の意見を準備室に伝える役割を自らに課す。
 国内外の職人事情に詳しい蟹澤宏剛芝浦工大教授は、官民が連携してつくるシステムについて、「技能者の本人確認を行い、ID番号を付与することにこそ大きな意味がある」と指摘する。登録機関が付与するIDによって「この人は業界が認めたプレーヤー」と位置付けられることは、現場の大小にかかわらず、最前線で働く技能労働者のモチベーション向上につながる。言われて久しい「技能労働者の社会的地位の確立」にも寄与するシステムが、結果として建設業界への入職を目指す若者を増やすことにもつながるとみる。
 マンションの瑕疵(かし)問題など、たびたび取り沙汰される施工品質をめぐる課題に対しても、現場で働く技能労働者の情報を蓄積したシステムが有効に機能するとみられている。本人確認がしっかり行われ、技能レベルに応じて色分けされたカードが用いられることは、発注者に対して施工品質を客観的に証明することにもなるからだ。(中略)
 開発が緒に就いたばかりのシステムだが、これからの建設業界で果たす役割は小さくない。
 (編集部・「建設キャリアアップシステム」取材班)

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日々変わりゆく、現代イノベーションの諸様相を、拙著を下敷きに負っていきます

©  by Tomonari Yashiro, The author of Innovation Management : Strategic Thinking for Process and Team Orchestration